夜中、何度か目が覚めてしまい睡眠が浅く感じます・・・
眠くなり布団に入りますが、何度か目が覚めてしまいます。
夜中に何度も目が覚める状態を「中途覚醒」と言って、中途覚醒の原因は様々で、加齢、生活環境、病気などが考えられるそうです。
ただ、60歳以上では、約3割の人に睡眠障害があるといいます。加齢とともに中途覚醒と早朝覚醒が増えることは自然なことであり病気ではありません。しかし、その裏には、糖尿病や泌尿器科的疾患(内臓機能の低下や膀胱の委縮)による夜間頻尿、心疾患や慢性肺疾患による息苦しさ、皮膚疾患による肌のかゆみなどの原因が隠れている場合もあるそうです。
また、生活環境も影響します。アルコールを飲むと眠りにつきやすくなるという方がいますが、これは夜間後半眠りが浅くなるため中途覚醒の原因になります。また利尿作用があるので寝ているときにトイレに行きたくなり、目が覚めてしまいます。
夜中に何度も目が覚める原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
【ストレスや不安などの精神的な要因】
・ストレスや不安などの精神的な要因が原因で、寝つきが悪くなったり、中途覚醒を繰り返したりすることがあります。
【睡眠覚醒リズムの乱れ】
・睡眠覚醒リズムは、体内時計によってコントロールされています。睡眠覚醒リズムが乱れると、夜中に目が覚めやすくなります。
【身体的な要因】
身体的な要因としては、以下のようなものが考えられます。
・夜間頻尿
夜中に目が覚めにくいようにするための対策
1. 規則正しい生活を心がける
2.寝る前にカフェインやアルコールを摂取しない
3.寝室の環境を整える
4.寝る前のストレッチや入浴でリラックスする
これらの対策を試してみても、症状が改善しない場合は、医療機関を受診することをおすすめします。