プリズン・ブレイクのアレクサンダー・マホーン:知的な追跡者
逃亡者マイケル・スコフィールドとその一味を追う冷静沈着なFBI特別捜査官
『プリズン・ブレイク』に登場するFBI捜査官アレクサンダー・マホーンは、シーズン2から登場し、逃亡犯を追う知的で高い能力を持つキャラクターです。彼は手がかりを素早く推理し、逃亡者を追い詰めるます。マホーンは個人的な葛藤と組織からのプレッシャーによって精神面や道徳心に打撃を受けますが、シリーズが進むにつれて、マイケルたちと力を合わせて組織に対抗するようになります。
マホーン捜査官: 初登場から圧倒的存在感
エージェント・マホーンは、プリズンブレイクの第2シーズンから登場。逃亡者マイケル・スコフィールドとその一味を追うFBI特別捜査官で、冷静沈着でありながらも、彼自身のダークな過去を抱えるマホーンは、緻密な思考と行動で追跡を続けます。
アレクサンダー・マホーンの過去
マホーンは劣悪な環境で育ち、幼少期に父親から虐待を受けていました。成人後は軍隊に入隊し、湾岸戦争に参加。その後は連邦捜査局の高級特別捜査官になりましたが、彼の出世の早さには疑問があり、彼のファイルの多くは機密扱いになっていて、背後で組織が関与していると言われています
また、連続強姦殺人犯のオスカー・シェールズをマホーンが殺害し自宅の庭に埋めており、そのことを組織が利用してマホーンを脅迫しています。マホーンは自分の過去を隠し、家族を組織の脅威から守りたいと思うことで自暴自棄になり精神面や道徳心に支障をきたしバラトリールといわれる精神安定剤を常用しています。
アレクサンダー・マホーンの変遷
マホーンのキャラクターは、シリーズを通じて大きく変化し、成長していきます。当初はスコフィールド兄弟の敵として描かれていましたが、彼の内面の闘いと正義に対する強い信念が徐々に明らかになります。特に、家族への愛と彼を取り巻く複雑な状況が、マホーンをより人間的で共感を呼ぶキャラクターにします。
シーズン2ではマイケルらの父親を殺したり兄弟を苦しめる冷酷非情な嫌なヤツですが、彼自身も悪の組織に家族を人質に取られてどうしようもない状況であったと次第に分かってきます。そして自分自身も刑務所へ。シーズン3あたりからあれマホーンって実はいいヤツでは?なんて思うシーンがでてきます。刑務所を一緒に脱獄したあとはマイケル兄弟と共に組織と戦います。FBI捜査官としてマイケル達を追ってくるときは嫌なヤツでしたが、仲間になると強いし頭は良いし頼もしい男として活躍します。さらに、仲間のことを思った行動をとったり本当に頼りになる男になります。
人気の海外ドラマ「プリズンブレイク」ご覧になった方は多いと思いますが、キャラクターに注目して見直すのも楽しいと思います。