【シニアフルフィルメント】60代の新しい冒険の始まり

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雪の予報で思い出す小さい頃の父の言葉:辿る雪道 ウサギの足跡 

2024年3月8日 関東は雪の予報です。

小さい頃、雪の山道を歩くと新雪に動物の足跡がありました。私は父親に「あれは何の足跡?」と聞くと、父は「あれはウサギだ」と教えてくれました。

 

 

ウサギの足跡

ウサギの足跡は特徴的で、その動きを理解すると足跡の形状が理解できます。ウサギは、後脚で蹴り出し、前脚で着地した後、後脚を着地させます。この動きにより、前脚が作る短めの2つの足跡と後脚が作る長めの2つの足跡が形成されます。

また、ウサギは賢く、足跡が残るとキツネなどの天敵に追われるのを理解しています。そのため、追跡をまくために足跡をバックで踏みなおしてごまかすことがあります。これは「止め足」または「戻り足」と呼ばれます。

 

動物の足跡から読み解く、森の秘密

足元に広がる柔らかな土の上に残された、小さな足跡。ふと目にしたその印は、一体誰のものなのでしょうか?
動物の足跡は、その種類や大きさ、歩き方から、様々な情報を教えてくれます。まるで森の羅針盤のような足跡を辿れば、そこに暮らす動物たちの生態や、彼らが歩んできたストーリーを垣間見ることができるのです。

足跡からわかる動物の種類

足跡の形や大きさは、動物の種類を特定する重要な手がかりとなります。例えば、犬の足跡は5つの指が丸く並んだ形をしていますが、猫の足跡は後ろ側の指が2つだけなので、前後に2つのくぼみが残ります。イタチの場合は、足型は小さく、足の長さは2-3cmほど。足の形は猫などと似ていて、5本の指がある。親指がやや離れた位置にあり、他の4本の指は近い位置にあります。


     犬の足跡


     イタチの足跡

 

足跡の大きさからわかる体の大きさ

足跡の大きさは、その動物の体の大きさを推測することができます。大型の動物であるクマの足跡は、成人の手のひらほどの大きさになることもあります。一方、小動物であるリスの足跡は、指先ほどの小さなものです。

足跡の並び方からわかる歩き方

足跡の並び方からは、動物の歩き方を知ることができます。一般的に、四足歩行の動物は、前足と後ろ足を交互に出して歩きます。そのため、足跡は左右対称に並んでいます。一方、跳ねながら進む動物の場合は、前足と後ろ足をまとめてつけるため、足跡は一直線に並んでいます。

足跡からわかる行動

足跡の深さや間隔からも、動物の行動を読み解くことができます。例えば、逃げている動物は、普段よりも速く歩いているので、足跡の間隔が広く、深さも大きくなります。逆に、ゆっくりと歩いている動物の場合は、足跡の間隔が狭く、浅くなります。

足跡観察の注意点

動物の足跡を観察する際には、以下の点に注意が必要です。
・足跡を踏みつけたり、壊したりしない ・動物を驚かせたり、追いかけたりしない ・私有地に入らない ・熊などの危険な動物が生息する地域では、十分な注意を払う

足跡観察を通して得られるもの

動物の足跡観察は、単に動物の足跡を見つけるだけではありません。そこには、動物たちの生態や、彼らが自然の中でどのように生きているのかという、貴重な情報が詰まっています。足跡を通して、私たちと動物たちが共存する森の大切さを改めて認識することができます。

 

 

群馬を出てもう30年以上経ちます。何年、いや何十年も雪面に残るウサギの足跡など見ていませんが、見に行きたいなぁ・・・

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