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自民党総裁選で高市新総裁の隣に生稲晃子先生!生稲参議院議員の政治活動実績は?



生稲晃子 参議院議員「政治活動の実績」

国会会議録など公開データに基づき、生稲氏の「政治活動の実績」を客観的に検証します。

 

 

 

 

 

はじめに:芸能界から政界へ

2022年、元「おニャン子クラブ」メンバーの生稲晃子氏が自民党公認で参議院議員(東京選挙区)に初当選しました。 テレビなどで親しみのある人物が政界入りしたことで注目を集めましたが、2年が経過した現在、その議員活動には賛否の声が上がっています。 本記事では、国会会議録など公開データに基づき、生稲氏の「政治活動の実績」を客観的に検証します。

 

生稲晃子議員「政治活動の実績」

国会での発言・質疑実績をチェックする

本会議での発言記録:ゼロ件という現実

国会議員白書および議員活動統計サイトによれば、生稲氏の 本会議での発言回数はゼロ、発言文字数もゼロ と統計されています。これは、在職期間中一度も本会議で質問や答弁と認められる発言を記録されていない、という意味です。

本会議での発言は「国会全体の場で政策を問う/表明する機会」であり、議員のプレゼンスや政策発信力を示す重要な指標の一つです。その舞台でゼロというのは、非常に目立つ欠落といえます。

委員会での発言・質疑:限定的な関与

とはいえ、全く発言がないわけではありません。委員会において、生稲氏は質疑・発言を行った記録がいくつか存在します。

たとえば
第211回国会 厚生労働委員会第12回において、「更年期症状・障害の支援に向けた厚労省の研究等の取り組み」をテーマに質問。また、2022年11月には参議院厚生労働委員会で、コロナ第8波対応を巡って初質疑に立ったという報道があり、約25分間にわたって厚労大臣等に対し自らの経験を交えて質問を行ったと伝えられています。

しかし、こうした発言も「単発」「テーマ限定」「質問中心」で、議論を掘り下げるような長時間討論、政策提言型の発言は稀であるというのが、議事録・記録を読んだ印象です。

質問主意書・議員立法:ほぼ「ゼロ」の実績

質問主意書提出:0本

議員が国政課題を政府に正式に問いただすための手段である「質問主意書」。
国会議員白書では、生稲氏の質問主意書提出数は 0本 と明記されています。政策研究大学院大学の議会映像検索システムでも、「質問主意書が見つかりませんでした」と明記されています。
このデータからは、生稲氏が質問主意書を通じて政府に政策を問うという形式的手段をほぼ行ってこなかったことが読み取れます。

議員立法(参法)提出:0本

議員が法案を自ら起案して提出する「議員立法」の面でも、生稲氏は 0本 という記録になっています。
国会議員白書には、在籍期での議員立法提出件数、筆頭提出者件数ともにゼロとされています。
つまり、法制度を自ら提案し変革を主導する立法側の役割は、これまで果たしていないことになります。この「ゼロ/ゼロ」の実績は、政策発信力・提案力という観点から見ると、議員活動としてかなり低い水準と言わざるを得ません。

 

委員会出席率・会議出席統計から見えるもの

出席率および順位:形式的にはそれなりの水準

議員白書「活動実績」ページには、生稲氏の「委員会出席率」「各種会議出席率」「発言率」などの指標が掲載されています。また、委員会統計を載せた別ページでは、無役議員としての出席順位(例:委員会出席部門7位、各種会議出席部門3位)といった順位が提示されている記録もあります。
これらは「出席する意志・義務を果たそうとしている」姿勢を示す数値ではあります。

発言回数・発言文字数:相対的に低い

ただし、出席はしても「発言なし」または「少数発言」にとどまるケースが多いようです。議員白書の委員会統計において、生稲氏の発言回数・発言文字数は、他議員と比較してかなり小さい値という記録傾向があります。また、発言一覧ページを見ても、冒頭表現のみが列挙されており、発言全文は議事録に遡らないと把握できない体裁です。

さらに、会議出席一覧・発言一覧をまとめた「26期国会発言一覧」ページには、発言数が極めて少ないことを示す記録があります。

本会議投票・棄権の記録:投票なしという記録も

興味深い記録として、第217回国会本会議の送付投票では、生稲氏は 「投票なし」 と記録されています。これは、該当の議案に対して賛成・反対の意思表示を記録しなかったことを意味します。このような棄権・無投票は、議会活動の主体性・判断力を問われるケースにもなりえます

外務大臣政務官活動・記者対応など公開事例

外務大臣政務官としての立場

2024年11月、石破改造内閣で生稲氏は 外務大臣政務官 に就任しました。政務官として、外交関連の行事参加や大使館訪問、閣法対応のサポートなど公務を行っている記録があります。

記者対応・発言の「しどろもどろ」批判

政務官就任直後の記者会見で、「特に力を入れたいことは?」と問われた際に、言葉を詰まらせる場面が報じられ、メディアでは「仕事する気あるのか?」という批判が広まりました。このような対応が注目を集め、「政務官としての資質」に対する疑義を呈する声が一部で上がりました。

また、旧統一教会関連施設訪問の報道について質問を受けた際には、「認識はなかった」と述べながら言葉を濁す対応も報じられ、政治スキャンダルの当事者としての説明責任が問われる場面もありました。

政務官としての質疑場面例

2025年3月の法務委員会質疑では、国際人権条約 CEDAW(女性差別撤廃条約)関連の任意拠出金停止問題を巡って、質問者から「事前に聞いていたか?」と問い詰められ、生稲氏は「聞いていなかった」と答弁しました。この質疑では「重要政策判断を政務三役すら把握していないのか」という点が議論され、政務官としての立場が問われる場面となりました。

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総括考察:議員としてどうなのか?

強み・擁護できる点

知名度・ブランド性
 タレント出身というバックグラウンドは、政治経験とは別軸の「認知」「親近性」を与えます。選挙戦での宣伝力においては、有利な面があります。

出席義務・最低限の責務遂行
 形式的には会議出席を果たしており、出席率や順位で中堅レベルを維持していることは、少なくとも「怠慢な議員」ではないという主張材料になります。

政務官就任の実績
 政務官として政府側に参加する立場を得たことは、キャリアとしてのステップアップであり、議員活動の延長線上に制度的役割を持つことを意味します。

致命的な弱点・批判可能性

本会議発言ゼロ
 本会議での発言が一度もないという統計データは非常に重く、議員として国政の場に立ち切れていない印象を与えます。政策発信や国政への関与を望む有権者から見ると、不足点と映るでしょう。

質問主意書・法案ゼロ
 政策課題を論点化して政府に問う質問主意書、制度改革を提案する議員立法ともに提出実績が皆無という点は、議員の「提案力」「発信力」が欠如しているという批判の根拠になります。

質疑・発言の量的乏しさ
 委員会で発言はあるものの、他議員と比べて非常に限定的。討論を主導したり相手政府に反論・粘るような議論を展開する場面は稀です。

棄権・無投票などの記録
 本会議で「投票なし」と記録される場面もあり、議題に対して意思表示を放棄するような印象を与えかねません。

記者対応の未熟さ・説明責任の欠如
 政務官就任直後の質疑で言葉を詰まらせるなど、政策論点・外交行政を語る場面での準備・説明能力に疑義を呈する報道もあります。

判断材料としての視点

議員活動は記録に出るものだけがすべてではない
 議員には、地元対応、行政との調整、党内調整、陳情受け取り、裏方政策立案補助など、多くの“見えない仕事”があります。これらは公的記録にはなりにくいため、議会データだけで判断するのは不完全です。

任期中期以降の動きが鍵
 今後、本会議での質問、議員立法提出、質疑での反論力強化などを見せられるかどうかが、「仕事をする議員」か否かを左右する分水嶺になるでしょう。

議員の価値とは何か?
 議員に求められる価値は、①政策発信力、②立法提案力、③国政/地域の窓口・調整力、④説明責任・対話性、など多様です。  現在の生稲氏の実績を見る限り、①②はかなり弱く、③④もまだ実績で裏付けられているとは言い難い段階です。

 

 

 

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おわりに:議員評価はこれからが本番

生稲晃子議員は、タレントという“顔”を持って国政に乗り込んだ象徴的存在です。しかし、現時点(2025年10月時点)で公開データを基に見ると、国会の「見える舞台」での存在感・成果は非常に限られているという印象が強いでしょう。

ただし、議員活動はこれから残りの任期での動きによって劇的に変わる可能性があります。もし生稲氏が次の本会議質問を行い、議員立法を提出し、政策提案力・討論力を示し始めれば、これまでの批判を覆すことも可能です。

議員報酬制度(歳費・手当・期末手当等)をもとにした試算では、生稲晃子氏の年収(議員+政務官手当等込み)は 約2,200万円~3,300万円程度 というレンジが有力候補です。ぜひ日本国のために尽力を注ぎ国民の期待に応えてください。

 

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