朝日新聞の編集委員・論説委員として活躍する「高橋純子」さんとは?
鋭く独自の視点と表現力で世の中の政治・社会に切り込むジャーナリスト。
- 朝日新聞の編集委員・論説委員として活躍する「高橋純子」さんとは?
- 高橋純子さんプロフィール
- TBS「サンデーモーニング」での高橋純子さん発言
- 元CHAGE and ASKAの「ASKA」のポスト
- まとめ
高橋純子さんプロフィール
基本情報
経歴や人物像
・西南学院大学(または福岡教育大学)を卒業後、1993年に朝日新聞社へ入社。高橋純子さんは幼少期から福岡県で暮らしており、彼女自身「ずっと福岡で暮らすつもりだったのに、うっかり朝日新聞に入った」と語っており、進学や就職も地元志向が強かった人物像がうかがえます。
・鹿児島支局、西部本社社会部、月刊「論座」編集部(休刊)、オピニオン編集部、政治部次長などを歴任し、現在は編集委員・論説委員を兼任しています。
・朝日新聞の政治面コラム「政治断簡」や「多事奏論」などを担当。鋭く独自の視点と表現力で世の中の政治・社会に切り込むことで知られています。
・反安倍政権の立場からのコラム執筆では物議を醸すことも多く、痛烈な言い回しや批評精神が特徴です。
活動・発言特徴
・言論の自由やジェンダー平等、言葉による政治批評を重視しており、講演やメディア出演も多数。
・「記者の仕事は権力に対峙すること」「言葉の違和感を大事にすること」などを強調しており、社会の“常套句”や政治の“語法”に鋭い疑問を投げかけてきました。
・TBS「サンデーモーニング」コメンテーターとしても出演。
TBS「サンデーモーニング」での高橋純子さん発言
高橋純子さんは、2025年8月10日放送のTBS「サンデーモーニング」にコメンテーターとして出演し、参政党・塩入清香(さや)議員の「核武装が最も安上がりで安全を強化する策の一つ」との発言を厳しく批判しました。
主な発言内容
・「国会議員なら口にすべきではない。
顔を洗って出直していただきたい」
と痛烈に批判。
サンデーモーニング。
— チタン合金入り (@dubhico) August 10, 2025
高橋さん、若干声を震わせながら「(核武装は安上がり発言の参政党議員に対して)顔を洗って出直してきていただきたい」
よく言ってくださった👏👏👏
ありがとうございます😭 pic.twitter.com/eoSg8znQ3l
チタン合金入りさんポスト @dubhico
・「経済合理性の観点から核武装を肯定する発言は、幼稚かつ稚拙」だと断じました。
・被爆80年の節目に「核兵器を容認する議論が国会議員から出ること自体が許されない」と改めて非核・平和の理念を強調。
高橋純子さんの発言に対するSNS等での意見
高橋氏の批判的発言に賛同する声
「国会議員が核武装を安上がりと語るのは軽率すぎる」「被爆国としての責任を忘れてはならない」「強い言葉で批判したのは当然」といった支持意見が多く見られます。高橋さんの「顔を洗って出直してほしい」という表現が印象的で、道義的責任を強調した点に共感する声が目立ちました。
核武装議論の必要性を主張する意見
一方で、「現実的安全保障の議論を封じるべきでない」「高橋氏の発言は感情論に偏っている」「核武装を否定ばかりしても現状は変わらない」といった反論もSNSで一定数あります。
議論の公平性や報道姿勢への指摘
「番組が一方的に批判的な立場しか取り上げていない」との批判や、「メディアのバランスを考えてほしい」といった声も見受けられます。
このように、高橋純子さんのコメントはSNS上で大きな反響を呼び、多方面からの賛否が入り混じる形で議論が活発化しています。高橋氏の強い批判が被爆国としての倫理的視点を代表しているとの評価がある一方で、安全保障の現実的視点から異論を唱える意見も根強く存在しています。
元CHAGE and ASKAの「ASKA」のポスト
ミュージシャンのASKA(元CHAGE and ASKA)が、参政党の女性議員・塩入清香氏(通称「さや氏」)の「核武装は安上がり」という発言に賛同。
「安上がり」です。
— ASKA (@ASKA_Pop_ASKA) August 11, 2025
核を保有することで、兵器も自衛隊員配備数も抑えられる。
他国は日本には迂闊に手を出せなくなる。
そうなれば戦争に巻き込まれなくなる。
国民は安心して生活ができる。
安上がりです。 https://t.co/1VVULohFoP
背景として、さや氏は7月の参院選中にネット番組で「核武装が最も安上がりで最も安全を強化する策の1つ」と発言し議論を呼びました。
この発言は被爆国である日本の核兵器に関する法的・道義的問題、国際社会での孤立の可能性、莫大な費用がかかると指摘される核兵器開発費などを踏まえると非常に物議を醸しています。
ASKAはこのさや氏の発言を引用し、「『安上がり』です」と切り出して高橋純子朝日新聞編集委員の批判に反論しました。
ASKAの主張
・核を保有することで兵器や自衛隊員の配備数を抑えられる。
・他国は日本に迂闊に手を出せなくなる。
・そうなれば戦争に巻き込まれなくなり、国民は安心して生活ができる。
・以上の理由から「安上がり」という考えだ。
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まとめ
高橋純子さんは、言葉への鋭い感覚をもって政治・社会を見つめ続けるジャーナリストです。時に鋭く、時にしなやかに権力を問い続ける姿は、報道の本質とは何かを私たちに問いかけます。
言葉を武器に、違和感を見過ごさず、権力と正面から向き合う—— 高橋純子さんの姿は、現代ジャーナリズムのあるべき姿を体現しています。その文章や発言は、時に賛否を呼びながらも、常に社会に新たな対話を生み出してきました。
彼女のまなざしの先にある「真実」を、これからも注目していきたいと思います。