1960年代に日本や世界で大流行した「スロットレーシング」とは?
スロットレーシングは、スロットカーを用いて専用の溝付きコース上で競争するレースです。
スロットレーシングの特徴
コースと車両
スロットカーは、模型自動車が「スロット(溝)」の付いた専用コースを走行するホビーです。コースの溝にガイド(突起)が噛み合い、車体底面の金属製ブラシを通じて電気が供給され、マシン内部のモーターが駆動します。
操作者は手元のコントローラーで電流を調整し、スピードを自在にコントロールします。
競技性
スロットレーシングは、友人同士で楽しむカジュアルなレースから、技術を駆使した真剣な競技まで幅広く行われています。特に、車両の改造やカスタマイズが人気で、性能を向上させるための工夫が求められます。
歴史
1950年代にイギリスを中心に広まりました。特に1960年代にはアメリカで爆発的な人気を博し、全国に数千のサーキットが設立されました。日本でも1960年代に流行し、デパートの屋上などでスロットカーサーキットが設置され、多くの人々が楽しむようになりました。
リアルなレーシングカーの再現性に加え、スピード感や改造の楽しみ、マシンのカスタマイズ性も高いため、現在もマニアに親しまれています。
極上ライフ おとなの秘密基地

@otonano_himitukichi
スロットカーとは
スロットカーは、電動モーターで動く模型自動車で、車体底面に設けられた「ガイド」と呼ばれる突起が、専用コースの溝(スロット)に沿って走行します。
スロットカーの構造と仕組み
動力源: 車体底面のブラシ(集電子)がコースの溝両側の電線から電気を受け取り、モーターを駆動。
ガイド: 溝に沿って車両が走るよう誘導する突起。
スケール: 1/64、1/32、1/24など様々なサイズがあり、1/32スケールは多くの種類が流通しています。
改造の楽しみ: モーターやタイヤ、磁石、ボディパーツの交換・改造で性能や見た目を追求できるのも魅力。
スロットカーの操作方法
スロットカーの操作は「速度調整」のみ。専用コントローラー(多くはピストル型またはトリガー式)を使います。
コントローラーを押し込むことで電圧が増加し、車両が加速します。逆に、コントローラーを離すと電圧が減少し、ブレーキがかかります。
脱線を防ぐためには、コーナーでは減速することが重要です。特にカーブでは、アクセルを押しっぱなしにしないよう注意が必要です。

@yamamu1208
デジタルスロットカー
デジタルスロットカーは、従来のアナログ型スロットカーとは異なり、電子制御とデジタル技術を活用した最新のスロットカーレースシステムです。
レーンチェンジ機能
コントローラー操作で複数のレーン間を自動的に車両が移動でき、実車レース同様に抜きつ抜かれつの駆け引きが楽しめます。
従来のアナログ式では「1本の溝に1台」という制約がありましたが、デジタル式では同じレーンに複数台が走行でき、自由度と戦術性が大きく向上しています。
同時走行台数の増加
アナログ式は各レーン1台までですが、デジタル化により1つのレーンを複数台が共用し、数台~6台程度まで同時に走行することも可能です。
高度なコントロール
速度だけでなく、加速やブレーキ性能、トラクション(駆動力)なども細かくコントローラーから調整できるものが増えています。これにより、車両やコースの特性に合わせたきめ細かな操作が可能です。
ラップ計測や自動走行など新機能
デジタル信号によって個別車両の識別ができるため、自動でラップ計測やピットストップなど現実のレースさながらの運用もできます。
Carrera Digital

@kyoshomovie
Carrera Digital

@CarreraToysOfficial
アナログスロットカーセット
デジタルスロットカーセット
スロットカー
所さんのそこんトコロ
7月25日 金曜 19:55 -21:00 テレ東
一世風靡したあのゲームにハマり続けて48年…私まだ昭和ブームにどハマりしてます!改造が人気!ボタンの強弱で操縦する⬤⬤

@TVTOKYO
まとめ
スロットカーレースは、スピード感あふれるレースの興奮と模型遊びの奥深さが一体となった、とても魅力的なホビーです。初心者から経験者まで誰でも気軽に楽しめるうえ、コースの設置や車両のカスタマイズを通じて自分だけの楽しみ方も見つけられます。
さらに、全国の専用サーキットで仲間と競い合ったり、親子で体験したりと、コミュニケーションの場としても最適です。レンタル車両で手ぶらでも訪問できる場所も多いため、これから始めたい方にとっても敷居が低いのが嬉しいポイント。
ぜひ一度近くのスロットカーレース場を訪れて、その白熱のレースと奥深い世界を体験してみてください。新しい趣味や仲間が見つかること間違いなしです!