ポケモンより人気?福岡県・香春町の「おじさんトレカ」とは?

福岡県・香春町の地元の中年男性を題材にしたトレーディングカードゲームです。
サイdo男(サイドメン)カードゲーム
基本情報
正式名称: 「サイdo男(さいどめん)カードゲーム」。「サイdo」は香春町が採銅所としての歴史に由来。
制作背景: 採銅所地域コミュニティ協議会の宮原絵理事務局長が発案。地域ボランティアの男性を紹介し、子どもたちとの関係構築が目的。
ゲームの特徴
・実在のおじさんがキャラクター:カードには、地域で活動する高齢者が登場し、それぞれにユニークな名前や能力、HP(体力)などが設定されています。
・地域活動を反映した能力:例えば、「ソニック・フォトン」というキャラクターの得意技は「草むしり」など、実際の活動内容が反映されています。
・子どもたちの憧れの存在に:カードになったおじさんたちは、子どもたちから「かっこいい!」と憧れの存在となり、地域のヒーローとして親しまれています。

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カードの詳細
種類: 2025年3月時点で47種類(うち28種類が実在男性)。人気カードは「オールラウンダー」「SOBA師匠」「ファイヤーウォール」。
価格: 3枚100円、6枚500円(キラカード付き)。
購入場所: 香春町の採銅所地域コミュニティセンター内の駄菓子屋で販売(ネット販売なし)。
遊び方とルール
サイdo男カードは、各カードに記載された「HP(体力)」「MP(技を使うためのエネルギー)」を活用して対戦するゲームです。
例えば、元消防団長の「ファイヤーウォール」や、壊れた家電も修理可能な「プラズマコンダクター」など、実際のおじさんたちの特技がカードの能力として表現されています 。「ゆずった」という表現で敗北を優しく伝える配慮も。


海外でも話題
英紙「ガーディアン」など海外メディアが注目し、オランダやチェコから「スターターパック」を購入するために香春町を訪れる観光客もいます。
このカードゲームは、単なる遊びを超えて、地域の中年男性をヒーローとして紹介し、地域活性化や世代間交流のモデルとして海外からも評価されています。
誕生の背景と地域への影響
このカードゲームは、採銅所地域コミュニティ協議会の事務局長である宮原絵里さんが、地域のおじさんたちの魅力を子どもたちに伝えたいという思いから開発されました 。
カード化されたおじさんたちは、地域でボランティア活動を行っており、それぞれの特技や人柄がカードに反映されています。
この取り組みは、子どもたちと地域の大人たちの交流を促進し、地域活性化の一助となっています。また、全国的なニュースでも取り上げられ、他の地域からも注目を集めています。
まとめ
福岡県香春町の「おじさんトレカ」は、地元の中年男性をヒーロー化した画期的な地域活性化プロジェクトです。
採銅所地域コミュニティ協議会の宮原絵理さんが発案し、ボランティア活動に携わる実在の男性たちをカード化。HPやMP、個性的な「必殺技」を記載し、子どもたちが遊びながら地域の大人と交流できる仕組みを構築しました。
3枚100円という手頃な価格で販売され、県外からも観光客が訪れるほか、海外メディアにも注目されるなど、小さな町の取り組みが大きな共感を生んでいます。
カードを通じて地域の絆が再構築され、子どもたちのボランティア参加が倍増するなど、世代間のつながりを強める新たなモデルとして、今後の展開が期待されます。


