『花束みたいな恋をした』の脚本家「坂元裕二」さんはどんなかた?
社会派作品からコメディ、ラブストーリーまで多岐にわたり数々の人気作品を手がけています。
坂元裕二さんプロフィール
生年月日:1967年5月12日(2025年現57歳)
出身地:大阪府
職業:脚本家、作詞家、戯曲家
学歴:奈良育英高等学校卒業
経歴
1987年、19歳の時、第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、これが脚本家デビューとなりました。
その後、坂元さんは23歳の時、1991年にフジテレビ系で放送されたドラマ「東京ラブストーリー」の脚本を執筆し、これが社会現象となるほどの大ヒットを記録しました。この成功により、坂元は若くして注目の脚本家となりました。
以降、坂元は数々の人気テレビドラマの脚本を手がけ、その才能を発揮し続けています。「二十歳の約束」「愛し君へ」「ラストクリスマス」「西遊記」「トップキャスター」など、特にフジテレビ月曜9時台の連続ドラマを数多く担当しました。
坂元さんの作品は高い評価を受け、多くの賞を受賞しています。「わたしたちの教科書」で向田邦子賞、「Mother」で橋田賞、「それでも、生きてゆく」で芸術選奨新人賞など、数々の栄誉を獲得しています。
『東京ラブストーリー』元祖「ずっちぃ〜な〜」
帰国子女で自由奔放なリカ(鈴木保奈美さん)と地方出身で不器用な完治(織田裕二さん)を中心に、東京の若者の恋愛模様がリアルに描かれた。『東京ラブストーリー』トレンディドラマブームの火付け役となった。
坂元裕二さんが手がけた主な作品
ドラマ
・「東京ラブストーリー」【鈴木保奈美主演】(1991年)
・「Mother」【松雪泰子主演】(2010年)
・「カルテット」【松たか子主演】(2017年)
・「大豆田とわ子と三人の元夫」【松たか子主演】(2021年)
・「最高の離婚」【瑛太主演】(2013年)
映画
・「就職戦線異状なし」(1991年)
・「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)
※ 行定勲、伊藤ちひろとの共同脚本
・「西遊記」(2007年)
・「花束みたいな恋をした」(2021年)
・「怪物」(2023年)
世界の中心で、愛をさけぶ 予告編
「とんねるず」の大ファン
坂元裕二さんは、とんねるずを非常に尊敬し、憧れていたファンでした。実際に、「とんねるずに会いたくて脚本家になった」と自ら語っています。
・高校卒業後、深夜ラジオ「とんねるずのオールナイトニッポン」を聴いていた。
・フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞すれば東京に行けて、とんねるずの収録を見られると考えていた。
・実際に『夕やけニャンニャン』の収録を見学した経験がある。
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まとめ
坂元裕二さんは、日本の脚本界を代表する才能豊かな作家です。1967年生まれの彼は、若くして頭角を現し、「東京ラブストーリー」で社会現象を巻き起こしました。その後も、テレビドラマから映画まで幅広いジャンルで活躍し、「Mother」「カルテット」「大豆田とわ子と三人の元夫」などの人気作品を生み出しています。
坂元の作品は、繊細な人間描写と巧みな会話劇が特徴で、日常に潜む機微やユーモアを絶妙に描き出します。2023年には「怪物」でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞し、国際的にも高い評価を得ています。
最近では、Netflixとの契約や新作映画の製作など、活動の幅をさらに広げています。2025年に向けても、「片思い世界」や「ファーストキス」など、期待作が控えています。坂元裕二さんは、常に時代の先端を行く作品を生み出し続ける、日本を代表する脚本家として、今後も注目され続けるでしょう。